とりあえず快適カナダ生活 SI’s diary

きっとカナダを好きになる

オンライン ZOOM

オンラインの授業に変わって3週間くらい経ちましたので、だいぶ慣れました。

 

日本でも耳にしましたので、ご存知の方も多いと思いますが、

私の授業もZoomを使っています。

インターネット会議のようなスタイルです。

 

先生への質問もできますし、

パソコンを使っての授業なので、好きな時に画面をデータとして取り込むこともできますし、録画も可能です。

意外と便利。デメリットもありますが、メリットは多く、不自由しません。

 

先生は定期的に生徒へ理解度を確認してくれます。

先生によっては発言の際に使用する”手をあげる”ボタンを理解度チェックとして利用しています。

わかったら手をあげて〜っと言ってくれます。

また、別の他の先生も「わかった?」っと聞いてくれるので、コメント欄にみんなで質問を書き込んだり、Y E Sなど反応を書いたりします。

 

顔が見えませんが、授業になっています。

 

Zoomなのですが、

使い方など学校から連絡があったわけではありません。先生から「オンラインの授業はZoomを使うから環境を各自授業までに確認しておいてね〜」と言った感じ。

高校のように担任の先生がいませんので、使い方がわからなくても誰に聞いてらいいのか不安でしたが、

手探りですがなんとかなるものです。

 

私のインターネットを利用するレベルは一般レベルです。

私ができたので多くの人が手探りで、なんとかアクセスし授業を受けることができると思います。

緊急だったオンラインでの授業開始。

カナダでは多くの学校がなんとかスタートさせましたが、日本では同じようには始められないと思います。

 

なぜなら、日本はちゃんとしてるからです。

 

もし日本で”来週からオンラインです”といきなり決まったら、

生徒へのオンライン授業開始へのアナウンスに始まり、Zoomなどインターネット会議の始め方、Zoomでの発言の利用方法、そして授業に参加できなかった場合どうなるのかなどなど色々なことがしっかりと決まってからでないと日本の学校は始めないと思います。それにインターネットの環境が自宅にない人への対策も考えてからでないと日本は始めないと思います。

 

これまでの普段の状況なら、インターネット環境がない人は学校などフリーのWi-Fiが使えるところでオンラインの授業を受けるように言われるかもしれませんが、今は外出できないのでお家のネット環境が整っていないといけません。

 

日本はしっかりしています。学校全員の状況がわからないままでは、なかなかスタートできないのではないでしょうか。

 

できたらカナダの大学もきっちりした文章などを生徒に示して欲しいものですが、

実際はそのようなもの私はいまだに受け取っていません。

でもなんとかなっています。緊急事態ですししょうがないです。

 

しかし、私はなんとかなっていますが、生徒の100%がオンラインに対応できているのかわかりません。

学校からの連絡や、やりとりは日本に帰ってきた今インターネット上でしかできません。

何か不具合が発生したり、メールの受信がうまくできなくなった場合、私はどうすることもできないようです。

学校側も生徒全員の状況、把握できていないと思いますし、

私は学校に連絡を入れましたが、帰国する際は学校に連絡するようにとはホームページには記載がありません。

 

学校は授業を提供する場なので、それさえできれば生徒がどこで受けようが、

生徒の環境によっては授業が受けれれまいが関係ないのでしょうか。

ちょっと投げやりな気がします。

 

そんな不安定な状況が最低でも8月まで続きます。

状況によっては秋以降もオンラインの授業がそれ以降も続くかもしれませんし、

不安でいっぱいです。

日本だったらきっともっとしっかりとした管理を考えてくれたのではないか、と思いますが、そのしっかりした管理を待っていては後手に回ることになります。

 

今日本の多くの学校が休校(休講)という処置を取っていますが、春休み以降はそれがベストではないと思います。やっぱりオンラインでも授業はする方がいいと思います。

 

カナダの学校は見切り発車だったかもしれませんが大半の生徒がどうにか授業をこれまでのように受けれる環境になっています。

 

日本のようなしっかりした管理とカナダのような即決力。

緊急事態にはどちらも必要です。

 

いずれにせよこの状況が早く改善されることを私は祈ります。