テストの度に手が震えます
まだまだ学校に慣れていないようで、
時々行われるミニクイズ、そして中間テストの時にちゃんとできるかドキドキして手が震えます。
編入するために多くの学生がいい成績を残そうとし、努力をしています。
日本の大学入試は一発本番です。
それはその日に実力を発揮できなかった場合、これまでのことが水の泡のように感じてしまうかもしれません。頑張ってきたのに、一回しか本番がない。
日本の方式は大変です。
カナダの入学には学校での成績が重要であり、入学試験はありません。
一発本番ではありませんので、
気持ちに余裕があるように思うのですが、
私は成績に関する全てのことに気が抜けないカナダの方式も大変だと思います。
巻き返しはなかなかできないのです。
小さなクイズですらとても緊張し、
手が震えている自分に自分で驚きます。
「そんなにプレッシャーを感じなくても、
中間テストでも期末テストでもないんだよ?」と自分を落ち着かせます。
数学の成績の比率はミニクイズが10 %、中間は2回ありそれぞれが20%、期末が50%です。しかもミニクイズは5回くらい行われるので、例え一度ミニクイズを0点取ったとしてもこれならば十分挽回可能です。一回のミニテストは2%の比率しかありません。
わかっているのに、とても緊張してしまうんです。
手が震えるなんて日本ではあまりない経験でした。
病気になることもとても怖いです。看病してくれる家族がいないこともありますが、学校にいけないことが怖いです。
中間テストや期末テスト。
きちんとした診断書があれば後日、テストが実施されるようです。しかし、少しの体調不良くらいでは私は病院に行かないと思います。
体調管理もしっかりしないといけません。
最近少しでも調子が悪いと感じると葛根湯を飲んでいます。
風邪のひき始めには葛根湯。
風邪対策がもちろん1番の目的ですが、
気持ちが楽になります。
これを飲めばこれ以上調子悪くならないよ、大丈夫。と自分に言います。
プラシーボですね。
毎日暇なく勉強しています。
何もしていない時間が怖いんです。
楽しい時間は楽しい。読書の時間も大切。
でも日本にいる時よりも何もしていない時間や、
テレビや動画を見る時間が減りました。
急に我にかえってしまうんです。勉強しなきゃ!っと気持ちが焦ります。
きっと、多くの留学生が同じ気持ちなのかと思います。
そしてみんな同じ気持ちなんだ、と気持ちの拠り所を見つけ、毎日生活しています。
もう少しで半年。
でもまだ半年しか経っていません。
もう少し時間がたてば手が震えなくなるかもしれません。
もう少し私は心に余裕が欲しいです。