フィッシュ。 でも、魚じゃない。
カナダのクリスマスはとっても盛大で一ヶ月以上前から準備が始まっていたのですが、新年はスル〜っと、いや、ぬるっと始まりました。
テレビ番組も日本のように年末特番、お正月特番は少なく、何でもかんでもクリスマスだったクリスマスとの違いを感じます。
年越しの時に教会の映像は流れていました。
日本のテレビはこの時期は着物をきた出演者でとても華やかだと思うんですが、カナダにはそのような新年の特別な晴れ着はないようです。新年の特別な演出がないから新年を感じないのでしょうか。
日本は新年が世界でも早いうちに訪れますよね。カナダのバンクーバーは世界で比較すると最後の方です。
まだ年末なのに、ニュースでは世界の新年のセレモニーやイベントを見るという今までにない経験をしました。
とっても不思議な気持ちです。
お友達にも日本の新年に合わせてラインで連絡をしたのですが、
挨拶は
今年もお世話になりました(カナダ時間)と
新年おめでとうございます(日本時間)
の二つを一気にしました。滅多にできない経験です。
通常の日とさほど変わらない大晦日と元旦でしたが、
ホームステイの夕ごはんはスペシャルでした。
たくさんのエビ、ムール貝、あさり、ホタテ、そしてステーキ、サラダ.....。
とっても美味しかったです。奥様は本当にお料理上手です。
こんな感じのお料理でした。
ちょっと不思議だったのが、奥様はエビやムール貝を”フィッシュ”と呼びました。
「今日のメインはフィッシュよ〜」と言ったのです。
魚はありませんでしたので、調べてみたらフィッシュには魚介の意味がありました。シーフードとも言っていたので、シーフードでもいいようです。
新年一つ目の新しい意味を覚えました。
その日、もう一つ。新しい意味がジュースに増えました。
この日のメインの魚介料理はアクアパッツァのようなワイン蒸しのようなスープ煮のような感じだったのですが、このスープの部分をジュースと言っていました。この魚介の汁の部分は飲まないのでジュースと表現するのかな?と思いました。飲むならスープと言いそうです。
初めてのワードといえばもう一つあります。PJです。
スラングかもしれないのですが、PJはパジャマのことです。
私は夜ご飯の後ランダムな時間帯でシャワーを浴びるのですが、その後は何時だろうがパジャマに着替えます。
カナダの方は夜にシャワーという感覚ではなく、どちらかというと出かける前が多いです。なので夜シャワーは浴びません。
今日はいつもよりも早い8時くらいにシャワーを浴び、パジャマでリビングに行ったら、もうPJ?と言われました。ポカン、としてたら、パジャマのことよ。と教えてくれました。
私にとってパジャマは夜お風呂に入った後着る服です。けれど、こちらのご家族にとっては夜寝る前に着替える服なのだと思います。
これは日本とカナダの違いなのか、私個人とこちらのご家族の違いなのかちょっとわかりません。けれど新しいワードを覚えるきっかけになりました。PJ。
日常の中で出会う新しい言葉は思い出と一緒に覚えます。今年もたくさんの言葉を思い出と覚えていきたいです。