とりあえず快適カナダ生活 SI’s diary

きっとカナダを好きになる

オンラインの授業風景 in カナダ

コロナウイルスの為、学校はオンラインになるとアナウンスがありました。

滅多にないことかと思いますので、

これから先に同じようなことが起こった時のため実際の授業はどうだったのか書いておこうかな、と思いました。

 

まず、そもそもカナダの学校の授業は、

教える先生によって大きくスタイルが変わります。

教える内容は同じでも、テストや成績の付け方、課題などはそれぞれの先生に任されているようです。ですので、同じ教科でも先生が変われば違ってきます。

 

コンピュータサイエンスの授業。

こちらはオンラインで通常の授業時間通りに行われました。

ZOOM.USというものを使ってインターネット会議のように授業が行われました。

出席も取りました。

生徒の音声と画像は切って行われ、主催者である先生のみ音声をオンにしていました。

私はパソコンからアクセスしましたが、生徒によっては携帯から参加していたようです。

ZOOM.USの画面には先生のパソコンが表示され、

先生の指示のもと、Pythonを使って数式を入力する授業が行われました。

いつもの授業とほとんど変わらないスタイルです。

 

質問があれば音声をオンに切り替えることができます。

何人かの生徒さんは質問をしたりしていました。

 

いつも明るい先生の声が聞けて楽しい授業になりました。

 

 

経済学の授業はオンラインの授業はありませんでした。

課題がネットにアップされ、質問があればメールで受け付けるとだけ書いてありました。

課題に提出の義務はなく、やるかやらないかは任せる、とも書いてあり、

少々投げやりです。

 

 

会計学の授業もオンラインの授業はありませんでした。ですが、

テキストのどこからどこまでを読むように。

問題のこれをやりなさい。

解答はこれです。

課題を解き、ワードでドキュメントを作成し、提出しなさい。期限は水曜日です。

などやるべきことが細かくかかれていました。

このほかに討論するフォームがネット上に設けられており、

先生が議題として

社債の市場価格に影響を与えるものは?」とあげていました。

特に提出や発言の指示はありませんでしたが、

回答したところ1時間ほどで、先生から返信が来ました。

 

数学はオンラインで授業が行われると連絡が来ましたが、こちらはまだ実施前なのでなんともいえません。

 

このように授業の内容によってはオンラインで行うことができるものと、

そうでないもの。

そしてオンラインの授業に先生が対応できるかが大きな差になっているように思います。

 

私の学校はいつまでこのスタイルを取るか、

連絡が来ていませんが、先生たちの発言から考えると期末試験は実施するつもりでいるように思います。

期末試験は4月の二週目です。

 

学校を封鎖したことで感染のリスクはだいぶ減ったと思います。

学校にいるだけで100人以上の人と同じ空間にいる事になりますので。

 

学校の封鎖は感染の急激な拡大を防止し、医療機関の麻痺を起こさないようにするそうです。そのことで感染者数は緩やかに上昇し、ピークを迎え減少する。

ピークはいつになるのでしょうか。減少が明らかに始まらないと、学校の開始にはならないと思います。

 

 

カナダの学校はこんな感じです。

オンラインの授業は私にとって今、外部との唯一の接触です。

学校、早く行きたいな〜。