缶の開け方がわからない
ホームステイからシェアハウス に移り、夕ごはんも自分で用意するようになりました。
と言っても、コンロを使っての調理はまだしていません。
なんででしょう。
あまりお腹が空かないのです。
ホームステイの時と朝と昼は同じです。ヨーグルトやコーンフレーク、サンドイッチ。
でも夜はお腹が空きません。
なので、お菓子やシリアルバー、それと日本から持ってきて食べていなかったインスタントのお味噌汁を食べたりしていました。
お味噌汁、なんだかほっとします。
ホームステイの奥様にも3回ほどお味噌汁を出してもらったことを思い出したりしていました。
お味噌汁の在庫もなくなり、
でも何かスープが食べたくなったので、スーパーで缶詰のスープを買いました。
ビーフシチューやクラムチャウダー、チキン味など具がたくさん入っているスープの缶詰を4つも購入し、
お腹が空くようになるまで、スープにしようと思いました。
お家に帰って、缶詰を開けようとしたのですが、
日本のように簡単には開きません。
缶切りが必要なようです。
ホームステイでシーチキンを食べるときに一度だけ使ったことがありました。
カナダの、というより海外の缶切りは日本で見かけるものとちょっと違って、
刃をはめてネジをくるくる回す感じです。なんとなく覚えていました。
このネジ回しタイプの缶切り以前使った時も、使い方がわからず奥様にやり方を聞きました。
今回もやっぱりわかりません。
どうやるんだっけ?
缶切り自体,
日本ではほぼ使わないでいられます。
記憶を頼りに刃を端につけてネジ部分を回しても、
空回りするだけで何も起こりません。
5分ほど奮闘した後、
YouTubeをみよう!と自力でやることを諦めました。
すぐに動画が出てきました。
今はなんでも簡単に調べることができていい時代です。
動画を見ながら、
缶切りが使えました。この部分開くのか〜、と思いながら。
缶詰一つはお腹が空いていない私にはちょっと多すぎる量だったのと、
水を足さなくていいと書いてあったのに味が濃かったので
4分の一くらい取り、お湯を少し足して食べました。
具がたっぷりでとっても美味しかったです。
もう少したてば、いつもの食欲に戻ると思います。
引越ししたことで、気持ちがちょっと寂しかったことと、
いくつか重いものも買い物をしないといけなかったのでいつもより疲れていたのだと思います。
元気になったらお肉でも買ってみようかな!一パックがとっても大きいけど。
新しい生活は不安と期待の中にあります。