おにぎりと食パンにも感謝
贅沢なものって種類があるように思います。
高級素材を使ったから値段が高いもの、
手間がとってもかかっているから高いもの、
ジャンキーでカラダに悪そうだけど、なんだか贅沢に感じる美味しいもの。
私は好きな素材をたっぷり入れて食べることに美味しさと贅沢を感じます。
おにぎりの具を2種類いれるとか、
そんな些細なことですが、とっても美味しくて満足するんです。スタバで追加料金を払ってカスタムする、そんな類いの贅沢です。
今はサンドイッチにレタスをたくさん入れて、
シャッキシャキで食べることが私の贅沢です。
それと、マスタードを多めにいれることも。
きっと人より美味しさのハードルが低い私は、
毎日同じようなサンドイッチに贅沢を感じながらいます。簡単なやつです。
日本にいる時から、大概のものを美味しく感じていました。
けれど今は、それにプラスして感謝の気持ちが加わりました。
手軽に食べていたものはちょっと国が変わっただけで手軽には手に入らないことを知ったからです。
おにぎりはカナダでは手軽には手に入らないものです。日本に帰ったら、きっとコンビニで買えるおにぎりに感謝できそうです。
カナダの食パンは日本のものに比べてひとまわり小さくて薄めです。8枚切りより少し薄いくらいでしょうか。
サンドイッチにぴったり。
日本でもサンドイッチ用のものが売っていますし、パン屋さんにおねがすれば出てきますが、すぐに購入できるものではないと思います。
カナダの食パンにも感謝できそうです。サンドイッチ美味しく作れる仕様でありがとう。
カナダに来てから、日本と違っていることを不便にも感じますし、そして言い換えればそれは日本で普段なにも思わずしていることに感謝するきっかけでもありました。
カナダに対しても同じことが言えます。
逆も言えます。
カナダで当たり前でも日本ではまだ浸透していないことは、
日本への新しい不便となりました。
例えばいろいろな場所に大きな公園があり、散歩をしたり、家族とゆっくり散策することはカナダでは当たり前です。
日本ももっと自然を感じる場所が必要なように思います。
カナダの図書館で毎週のように開催されている無料の語学教室。
日本でももっと日本語を学びたい人への無料の講座があったらいいな、と思います。
相手のいいな、と思ったこと真似をして、取り入れる方がお互いがよくなります。
日本にいたら気が付かないことを発信して、
もっと日本が素敵な国になるように何かできることをしていきたい、ちょっとそんなことを考えました。