とりあえず快適カナダ生活 SI’s diary

きっとカナダを好きになる

勉強とは???

経済学の中間テスト、

テスト範囲の要点は授業で先生が教えてくれました。

 

先生は中間テストの過去問を

正解例ありのものを1種類、なしのものを10 種類ほど

データにして生徒さんがダウンロードできるようにアップしてくれました。

そして、

授業でカバーしていない部分は自分で勉強しなさい、と言いました。

 

うーん。

授業でやってない部分を自分で勉強させるのは100歩譲っていいとして、

正解例がないのでは、自己学習が合ってるかわからないのでは?

と思ってしまいます。

授業だけ参加して過去問をやらなかったら中間テスト半分も取れないかもしれません。

 

先生に「質問があったら、メールして」とも言っていただいたので、

昨日メールをしてみました。

 

唯一解答例がついていた過去問の問題で

正解の数字と私が出した数字が違っていたのは使った公式が違うからだと、そこまでは自分でわかったのですが、

2種類ある公式の使い分けが理解できず、私の解答を添付して、

「どうして正解例では私の使った公式とは違う方を使っているのですか?」

とメールしたのです。

 

出てくる数字はほぼ一緒なのですが、少し違いますし、

自分で調べた範囲では私の使った公式を使う方が合っているように思いました。

 

先生からの回答は

「二つある公式のうちの1つしか授業でやっていないから、

授業でやった方で導いている」だそうです。

 

うーん。

授業で扱っていない部分は自己学習するように言っていたので、

自分で勉強したことが裏目に出ました。

ちょっと納得いきませんが、中間テストでは私の使った公式では間違いとなりそうなので、テストで不正解とされるより良かったです。

 

学校のテストですが、

大体の先生はバージョンを2つ作成し、

列によってAとBにしてカンニング防止したり、

カバンは教室の前に持ってくるように言ったり、

 

テスト中にいきなりペンケースを取り上げてカンニングペーパーがないか、確認したりします。

日本の高校で受けてきたテストよりも不正に厳しいです。

 

でも点数の付け方は甘いように思いますし、

理解度をみる問題が多いです。

 

「これをなんと言いますか?」と言う暗記問題より、

「なぜこうなりますか?」と理由を聞く問題が多いのです。

「多くの企業が赤字を出した市場で、短い期間では企業数はどのように変化するか?」などです。

 

日本語で説明するもの難しい時がありますが、

少しずつカナダ式に慣れてきました。

 

勉強するってこう言うことなのか、っと。

暗記だけじゃ測れない理解度。

テスト勉強の方法も変わってきました。理解が深まると応用もできます。

 

とは言っても、暗記しないといけないこともたくさんあります。

けれどなんとなく勉強というものがわかってきたように感じました。