とりあえず快適カナダ生活 SI’s diary

きっとカナダを好きになる

バレンタインドーナッツ

バレンタインの日、

夕ごはんはいつの通りホームステイのご夫婦と一緒に食べたのですが、

私の分はいつものしっかりしたお料理で、お二人のは目玉焼きとトーストでした。

 

不思議に思っていたら、

今日はバレンタインだからお昼に外食をしたそうです。

食べ過ぎたのと、時間が遅かったからお腹が空いていないそうです。

 

バレンタインは日本では女性から男性へチョコレートを送る日ですが、

他の国では男性が女性へ何かをプレゼントする日のようです。

 

甘いものもたくさん食べた、とおっしゃっていました。

 

夕ごはんが終わり、奥様が

「そうだ!ドーナッツを買ってきたの」っとドーナッツを出してくれました。

息子さんご家族にも買ったそうです。

 

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今日は甘いものをたくさん食べてもいい日だから、

と三人でドーナッツとコーヒーを食後に食べました。

とってもかわいいハートのドーナッツ。

もちもちの生地と甘さが見た目以上のチョコレートコーティング。甘くてとってもとっても美味しかったです。

 

今月でお別れするホームステイのお家ですが、

私の下手な英語なりに、お二人との距離が縮まり、

とっても居心地がいいこと、

そして、こうやって食後に甘いものを食べながら1日の話をすること、

些細なことなのかもしれませんが、改めて幸せな時間だったと思えました。

 

お二人は最近、私が離れた後に困らないように緊急のことや、これからのことのアドバイスしてくれます。

病院にいく場合や、

ビザの延長はいつ頃からした方がいいか、

カナダの常識なども。

 

これからもこちらのご家族との関係を続けていけるようにと私の一方的な気持ちでは考えています。できるかなぁ。

 

カナダにくる前の私は、ホームステイを、

とても居心地の悪いものと想像していました。

知らない人のお家にいて、自由にできない、気を遣う、ルールがたくさんある。

ネットには脅かすような言葉が並んでいたからです。

 

けれどそれは事実であり、そして嘘でもありました。

いくつかのルールはありましたが、日本と変わらないことばかりでした。

そして気を遣うことは悪いことではないです。気遣いは当たり前であり、そして優しさです。

 

本当に後少しになってきたのに、

このお家を離れる実感がありません。

 

次のお家は決まり、新しいことへの不安が確かにあります。

けれど、こちらのお家でいただいた優しさが私にはあります。頑張れそうです。

 

留学初めからシェアハウスや寮を選ぶこともメリットがきっとあります。

でも、私はホームステイをお勧めします。

自分の居場所は住んでいる住所ではなく、心のよりどころです。

 

私には居場所ができました。

引越しをしても、離れていても、いざという時に頼れる人がいる。

頑張れます。