留学の価値を決める人
経済の勉強をしていると、
得すると思ったことが本当は得していなかったり、
損してると思ったことが本当は損していなかったりします。
先生の説明に納得いくことがほとんどなのですが、
経済学の得するとか損するって、必ずしもお金で換算したのもではないことがあります。
その場合多くは代償にしているものは時間です。
時間の価値観って本当に人それぞれなのに、
時間的な得や損を比較することが私には不思議に感じていました。
しかし最近気がついたのですが、
時間の価値観と同じように、お金の価値観も人それぞれでした。
時間もお金も単位があり数字で表すことができますが、
価値に直すと人それぞれになってしまいます。
私はお金なら損得を判断でき、時間では損得を測れないと思っていましたが、
どちらにしてもその数字で比べることはできても、
価値としては比べられないようです。
単位が違うものは比較できません。
100円=100分ではないように
お金と時間は比べられません。
そうなると、価値ってなんでしょうか?
得とは?損とは??
人それぞれなのに、得する、とか損する、って不思議な考えです。
得する、つまり数が増えること。
100円が200円になったらみんな得した!と感じます。
けれど何もしなくても100円もらえた状況で、もう100円もらうには30分の労働が必要だった場合、
得したとは言えないと思います。
30分の労働と100円が価値として釣り合わないからです。
経済は不思議です。
10 0年前なら釣り合ったかもしれない30分の労働と100円が今は釣り合わない。
お金とそして時間の価値観が時代と共に変化をしたことになります。
価値観は人によりますが、価値観は変化するようです。
私にとって留学することはとても大きな決断でした。
お金とそして時間を代償にしています。
私が留学を終えた時に、
留学が価値のあるものであった。
そう思えるように、留学している今を大切にしないといけません。
価値を決めるのは自分なのかもしれませんが、
価値を決める自分は”いつの自分”なのでしょうか?難しい....