とりあえず快適カナダ生活 SI’s diary

きっとカナダを好きになる

カナダのお料理本

私はお料理本を見るのが好きです。

実際にお料理をすることもありますが、本を買ったのに見て満足してしまうことがあります。きれいに盛り付けされたお料理やかわいいお菓子など、料理本は私にとって写真集でもあります。

 

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カナダの図書館にもたくさんのお料理・お菓子の本があります。

気になるものは立ち止まってパラパラめくります。きれい。

 

最近カナダと日本のお料理本の違いに気がつきました。

 

1、作り方の工程

日本のお料理本はカナダのものと比べるととても親切です。

カナダのお料理本は完成品の写真はあっても、途中経過の写真がとても少ないです。ないものもたくさんあります。

”大さじ1入れて、卵を入れ、かき混ぜる”など文章では書いてありますが、日本のお料理本やレシピサイトに慣れている私には写真が少なく感じます。途中経過があった方が手順がわかりやすいと思うのですが、代わりに解説の文章は日本のものより長く、詳しいです。

 

2、掲載数

写真が少ない代わりにカナダの本のレシピの数はとても多いです。

そしてお料理の本の厚みが平均すると厚い。様々な厚みがありますが、日本のお料理本よりもずっしりボリューミーです。全てのお料理を作るには何日もかかりそうな掲載数。

日本の方が写真も多いですし、薄いので初心者に優しいと思います。

 

3、アレルギー対応、ビーガン料理

図書館の棚一つ分はアレルギー対応の料理など特定の人に向けたもので埋まっています。日本でもアレルギー対応のお料理本はあると思いますが、私の感覚ですがカナダの方が種類がとても多いと思います。

乳製品を使わないもの、小麦粉などグルテンフリーのもの、野菜だけのお料理、高血圧対策やダイエット本など、多種多様です。

アレルギーを持っている方がカナダに多いのかもしれませんが、多様性と少数派に目を向ける国なので、そのあたりが関係しているのかもしれません。

日本の〇〇対応料理は解決策としての少し真面目な本のように見えますが、

カナダの本は「グルテンフリーを楽しむ料理」「週末は家族でビーガン」などポジティブなタイトルです。

 

4、表紙に著者の写真

日本でも有名なシェフやお料理研究家の方でしたら表紙に著者の写真を使うと思うのですが、カナダのお料理本の方が多いように思います。

カナダではお料理本に限らず、人物の名前や写真を広告に使うことが多いです。土地の売買の広告看板などに「〇〇までお電話ください!」と大きく名前と写真を出しているものがたくさんあり、「売地」と大きく書かれた日本のものとは違うなぁと感じています。

 

 

以上が日本とカナダの料理本で私が感じる違いでした。

 

今はホームステイしているのでお料理を作る機会はありませんが、写真集としてとても楽しいです。カナダに来てから全く作っていないのに、海外風の盛り付け技術は向上していると思います。

たくさんのレシピ本から今度気になったものをご紹介します!!