とりあえず快適カナダ生活 SI’s diary

きっとカナダを好きになる

おすすめの英文法勉強法

ちょっと偉そうなタイトルになってしまいました....。

 

私は誰かにおすすめできるほどの英語の実力はないのですが、

英文法の勉強は卒業することができました。これからご紹介する方法を最後に私は英文法に焦点をあてた勉強はしていません。

 

英文法の基礎を作ることができた勉強方法になります。

この方法に向いている方は英文法初心者の後半から中級者になりたての方かな、と思います。文法問題の初級はできるけれど自信はないくらいの方でしょうか。

 

よく、薄い問題集を繰り返しやると良い 、と聞きますが具体的に何をどのようにやったら良いのか私はわからなかったので、ここでは薄い問題集を繰り返しやる具体的な方法をご紹介したいと思います。

 

どのくらいかかるかも人によりますが、私は終わらせるのに半年ほどかかりました。よく聞く記憶の忘却曲線とやらを意識していたので後半は問題を解く間隔が開きます。なので半年間毎日取り組んでいたわけではないです。後半は問題を解くスピードも上がりますし楽チンです。

 

では、行きます。

英文法基礎固め

使用問題集

まずは私が使った問題集は、旺文社のロイヤル英文法問題集です。緑と水色の間くらいの色のとっても薄い問題集ですが問題のみなので問題数は結構あります。その割にはとってもリーズナブルです(Amazonで¥616でした。本屋さんにもきっとあります)。

この問題集は有名なロイヤル英文法専用の問題集なのですが、私はロイヤル英文法を持っていません。

そして、この問題集自体には、良くも悪くもロイヤル英文法専用なので解説がほとんどないのです。ないと言ってもいいくらいです。本体であるロイヤル英文法のどこを参照すればいいのかが記載されているスタイルです。

 

私のおすすめ勉強法はこの問題集の解説を自分で作成することです。やり方を細かく解説します。

解説作成

まず問題を解きます。自分のできない問題を探すのが目的なので気張らずいきましょう。

解答の際迷ったり、自信がないものは付箋をして印をつけておきます。

 

丸つけをし、間違った問題にもひとつひとつ問題集からはみ出るように付箋をつけます。付箋は細めのものをご用意ください。初回は付箋だらけになるかもしれません。

そしてその迷った、もしくは間違えた問題の解説を自分でまとめます。正解した問題は正解しているので解説作成は不要です。手持ちの英文法のテキストやインターネットを使って100%自分が納得できる解説に仕上げます

解説には今後さらに書き込めるように余白が必要です。ですのでルーズリーフ一枚を一章にあて、次の章の解説を作成するには新しいルーズリーフに書いてください。

 

進めるスピードは1日0.5〜2章くらいがおすすめです。納得する解説を作るには結構時間がかかります。焦らずいきましょう。

 

最後まで取り組めば自分専用の解説集が完成します。

復習

解説作成と同時進行で復習を開始します。

記憶の忘却曲線をなんとなく意識して付箋をつけた問題を次の日、3日後、7日後くらいに解きます。あんまり細かく何日後とする必要はありません。

解いた問題が正解した場合は付箋に日付を記入します。

日付が3つたまった問題は付箋を外します。日付の3つは連続しないと初めからやり直しにするのがポイントです。付箋をつけ、次の日解いた時は正解しても、3日後間違えたら付箋の日付は0にしてください。ここは自分に厳しくいきましょう。

 

復習は1〜10 章までなど範囲を絞ったり、やらない日を作ってもOKです。一度に完璧にしようとしたり、たくさんのことをしようとするとやる気が削がれますので、ここは自分に甘くいきましょう。

 

繰り返す

解説作成が一通り終わったら、問題集を初めからやり直します。一通り終わらせた時に問題集が付箋だらけの場合は初めに戻る前に復習だけ取り組む期間を作るのもおすすめです。2回目は1日2章くらいがおすすめです。

1回目にできた問題でも2回目間違える時があります。その問題は解説のルーズリーフに追加します。また、解説が不十分の場合も補足をします。

1回目と同様、間違えた問題は付箋をつけながら進めます。1回目よりは付箋の枚数が少ないと思いますし、新たに間違える問題もそこまでないと思うので進めるのは簡単です。でも、焦らずいきましょう。

 

最後まで終わったら、また問題集を初めから付箋をつけつつやり直します。

これを30回以上繰り返します。最終的に1時間で10章くらいスラスラできるようになります。

 

英文法完璧

英文法はこれで完璧です。

この問題集、薄いのにもかかわらず、レベルは初級から上級まで網羅されていると私は思います。

解説を自分で作ることと、もともとの解説を読むとではその後の定着が全然違いますし、1つの問題を納得するまでに付随する文法の復習にもなったりといいこと尽くめです。

時間がかかることではありますが、

短期間でできる勉強法には何かが犠牲になってると思います。

 

私はこの方法で英文法の苦手意識もなくなりましたし、TOEICの文法問題のパートは9割くらいの正解率になりました。間違えた問題も単語がわからなかったなど文法自体が誤答の理由ではないことがほとんどです。

 効率の良い勉強法ではないかもしれませんが、基礎固めをお考えの方、ぜひトライしてみてください!