とりあえず快適カナダ生活 SI’s diary

きっとカナダを好きになる

時差 と お母さん

サマータイムが終了した今は日本との時差が17時間になりました。

17時間...ほぼ一日です。

 

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カナダに初めてきた9月の1日。その日はとても長い1日でした。

出発は日本時間は午後でした。10時間以上のフライトがあるのに出発した日と同じ9月1日、しかも正午ごろにカナダに着くのです。いつもよりもずっと長い1日はいろいろなことがあり、得をした気持ちより早く終わって欲しい気持ちも方が強かったと思います。

 

17時間日本の方が早いので、お友達の誕生日のお祝いメールを送る時、カナダ時間では前日です。とても不思議な気持ちです。

 

時差が一番 日本と離れていることを感じます。

 

私が寝る時間と日本にいる家族が寝る時間が重ならないので、電話できる時間帯はとても限られています。それにあまり朝早くや夜遅くに電話しているのはホームステイのご家族に迷惑かと思い、控えています。

 

家族に電話をするときはこちらの夕方がベストです。日本は次の日の朝になっています。週末必ず電話しています。クラスメートに日本人がいないので、日本語を話すのはこの時だけの週もあります。

 

時差があってよかったことはこれまでなかったのですが、

この前時差があってよかった。と思うことがありました。

 

その日の日中、ちょっと寒いかな?と思う時間がありました。おそらくその時にはもう調子が悪くなり始めていたのだと思います。

夜からだんだんと悪化してしまいました。次の日は学校です。いつもより早く寝て体調を整えようと思ったのですが、夜中2時ごろ目が覚めました。ひどい頭痛です。

 

ホームステイ先のご夫婦はとても優しい方たちです。

私が困っていたら必ず助けてくれると思います。しかし、真夜中だったから起こしては申し訳ないと思ったこと、それといつもより頭痛が酷かったことで、ひとりとても不安になってしまいました。

 

頭痛を治すため薬を飲みましたが、なかなかよくならず、それどころか不安な気持ちが大きくなっていました。今思い返すと頭痛くらいで大袈裟ですが、吐き気もあり少しパニックになっていたんだと思います。

 

真夜中です。ご夫婦を起こすことはやっぱりできません。

日本にいる家族のことを考えました。日本は次の日の夕方です。たまらず私は母に電話をしました。ご夫婦とは部屋が離れているので小声だったら聞こえないと思います。

 

母と電話が繋がり、私の状況を話ました。

 

すぐなんです。良くなったのは。

 

母と話していたら薬が効き始めたのか頭痛もおさまり、不安も消え、寝ることができました。翌日には風邪の症状もなく学校に行けました。どうにかなってしまうのではないか、と思ったことは大袈裟でした。

 

やっぱり不安な時は母親ですね。

 

もしも日本だったら...。

私がもし日本で家族と離れて暮らしていて、夜中に頭痛と不安な気持ちでいっぱいになってしまったら、きっと母は寝ている時間です。電話はしなかったと思います。

でも時差のおかげで電話することができました。

初めて時差があってよかったと思った出来事です。

 

 

時差とそれから、

お母さんに感謝です。