経済衰退国? インドの脅威にさらされる
カナダのカレッジで経済学の入門を受講していたのですが、
課題の一つにグループプロジェクトがありました。
以前こちらのブログで少しお話ししました。
レポートの作成をし、途中経過を2回提出、3回目はこれまでに先生から指摘された箇所を修正し最終レポートを仕上げます。
このレポートの他にプレゼンテーションも行いました。
私のグループはビールについてまとめたので、少しだけビールの経済影響力について詳しくなりました。
今日は課題を進める時にわかった日本の経済についてお話しします。
みなさんもGDPの世界ランキングが中国に抜かれ、
日本が現在第3位なのはご存知かと思います。
そして中国の経済が未だ発展中だと言うことも政治のニュースなどからも感じることがあると思います。
2019年、現在の日本の名目GDPはトップのアメリカ、中国の半分もありません。
それどころか減少しています。
第4位のドイツの成長率は少ないですが成長しています。
日本は第3位陥落の危険があるのです。日本がんばって〜
私はGDPの成長率から
経済が今伸びている国;経済新興国と
経済の成長が完了しつつある国;経済先進国を選び、
ビールの国内生産と輸入量の変化を比べました。
先進国として選んだのはアメリカと日本です。
新興国として選んだのは中国とインドです。
インドを選んだ理由はクラスにたくさんインド出身の生徒さんがいるからだったのですが、調べてみたらインドは凄まじい勢いで成長しています。
2018年には名目GDP世界7位にインドがいます。
私はインドが世界ランキングの7位にいること、今回のプロジェクトをするまで知りませんでした。
私が経済関係で知っていたインドのことは、どこかで聞いたIT産業が盛んなことくらい。あとは授業中の暗算が本当に速いのでインド数学は本当にすごいとは実感していました。
新興国としてはじめに選んだ理由は適当でしたが、インドを選んだのは正解でした。
インドのビール需要の見通しを調べるため、
インドのアルコール需要も調べました。
アルコールはインドではビールとウイスキーがシェアを二分しています。インド人はウイスキーが好きなんですね。これも知らなかった。
ウイスキーに関してはなんと世界消費の半分がインドです。
参考にしたサイトはこちらです。
ウイスキーの消費もさることながら、
ビールの輸入も年々増加しています。
経済の発展で、嗜好品とも言えるアルコールの需要が増しているのです。
しかもインドにはさらなる強みがあります。
インドは2030年頃人口世界第一位になると予測されているそうです。今も人口増加中であり、毎年1900万人の人が法的に飲酒できる年齢になります。
中国やインドから判断すると、人口の増加は経済の爆発的発展には不可欠なのかもしれません。日本がんばって〜
私はカナダの学校にいて、インドの勢いを感じます。インド出身の方がとても多いです。私の学校の留学生はインド出身の生徒が一番多いと思います。
学業だけでなく仕事をしている生徒さんもたくさんいます。
カナダの学校では留学生も一定の成績を修めれば仕事をすることができます。私のインド出身のお友達はみんな仕事をしています。勉強にプラスして仕事をするなんて、すごいなぁ。
インド出身のお友達と話している時、その女の子はアマゾンで仕事をした経験がある、と言っていました。
アマゾン(熱帯雨林)!?
と、私はびっくりしたのですが、聞いていたらAmazonでした。
普通に考えればAmazonです。
インドの経済成長は以前と比べると緩やかにはなってきているそうですが、日本のGDPを抜く国はドイツではなく、もしかしたらインドかもしれません。
GDPのランキングは単なる経済的数値かもしれません。しかし、ランキングの陥落はなんだか衰退している国のようです。これでは経済衰退国です。
日本は衰退していると思いたくない。
日本がんばって〜
以下はレポートをまとめる際に参考にしたサイトの一部です。