とりあえず快適カナダ生活 SI’s diary

きっとカナダを好きになる

ニコニコの笑顔

 最近、失敗良い経験をたくさんさせてもらっています。みなさんにご紹介して供養したいのですが、一度にお話すると引かれてしまいそうです。

 

でも今日、まずは一つ聞いてください。f:id:soonookoo:20191114093743p:plain

かわいいフリー画像を発見しましたので貼り付けます。でも私の失敗はかわいいものではありません。

 

 

課題の印刷

学校ではキャッシュレス化が進み、コピー代などでも現金が使えません。

後日わかった学校でプリントする流れは以下の通りです。

  1. クレジットカードを使って生徒カードにお金をチャージ
  2. パソコン室に行き、パソコンから書類の印刷を実行
  3. 実行したパソコンの番号を覚えておき、廊下に出る
  4. 廊下にある機械の画面に番号が表示されているので該当番号をクリック
  5. 表示された印刷費を確認し生徒カードを挿入して支払い
  6. パソコン室に戻る
  7. パソコン室のプリンターに行き印刷が済んでいる紙の中から自分のものを回収

 

こんな感じです。難しくないですか?

日本の大学もこうなのでしょうか??

 

わたしは一枚10セントで学校で印刷できる

とだけ知っていました。それしか知らなかったことを強調します

 (ちなみにこの知っていたことも間違っていて一枚15セントでした)

 

初めての印刷は課題の提出物でした。

その日私は前日に仕上げた課題をUSBに移し、現金を持って学校に行きました。

 

図書室にコピー機があります。

はじめに私が考えたのはUSBをコピー機に挿せば印刷できると思ったのです。

 

コピー機に行き、周りを見ますが印刷の仕方が書いてある図解などはありません。

それにどうやら現金は使えないようになっています。前に生徒カードを使って印刷している子を見たことがありました。

 

生徒カードを使えばいいのかな?

と思いましたが、生徒カードに入金する方法を知りません。図書館にいる方に入金方法を聞きました。

 

その方曰く入金するための機械があるようです。少し離れていましたが、どこに行けばいいかわかったので、行ってみます。

 

そこには信号機の押しボタンのようなコンパクトな機械がありました。

カードが入りそうな隙間があったので生徒カードを入れると、

クレジットカードと表示が出ます。現金では入金できないようです。

 

デビットカードは持ってきていましたが、クレジットは持っていませんでした。

困りました。仕方なく、また助けてもらうため図書室に戻ります。

現金しか持ってきていないこと、今日が課題の提出日でどうしても印刷したいことを伝えると、課題の枚数を聞かれました。

2枚と答えると、少ないから連絡してあげる、と誰かに電話してくれました。

そして、「大丈夫よ、パソコン室に行ってみて」

と、言っています。

 

まず、何が大丈夫なのか、

そして、誰に連絡したのか

最後にパソコン室はどこなのか、を教えてほしい....

 

全くわかりませんが、とりあえずパソコン室を探すことにしました。

地図を見て、パソコン室に行きました。

そこにはパソコン室管理の方がいました。

 

私はなんと言って話しかけたらいいのかと悩みました。

この人がさっき図書室の方が連絡してくれた人なのでしょうか?

 

とりあえず今日の課題を印刷したいこと、

現金しか持っていないことをもう一度伝えます。

 

この方はどうやら連絡済みの方ではないようでしたが、

私を不憫に思ったようで課題の印刷代を出しあげると言っています。

(もしかしたら後で返して、と言っていたかもしれませんが私には聞き取れなかったので、もしそうでしたらすみませんとしか言えません。)

 

「印刷して」

と言われましたが初めてのパソコン室で勝手がわかりません。とりあえずパソコンにUSBを挿してみましたが、何も反応しません。

私のUSBは日本で買ったばかりのものだったのですが、それが災いしました。

パソコンが新しいタイプのUSBを受け付けないそうなのです。

 

課題の印刷ができない!と、焦りましたが

グーグルのドキュメントを使って作成したのでデータをネットから出せることを思いつきました。パソコンからグーグルにログインし印刷実行を押します。

 

管理の方が自分のカードを使って印刷代を支払ってくれ印刷ができ、

課題を受け取ることができました。

パソコンの管理の方に日本式にお辞儀をして心からお礼を言いました。感謝が伝わったといいのですが....

 

 

プリントの方法を前もって日本人の子に聞いておくべきでした。日本語で説明を受けても私には難しかったと思います。

2枚の紙を印刷するのに1時間もかかりました。早めに学校に来ておいてよかったです。

 

....でも

 

なぜやり方を事前に教えておいてくれないの...?

なぜわかりやすくしておいてくれないの....?

と、理不尽ですが悲しくなり、とても疲れてしまいました。

 

 

授業まではまだ時間がありましたので、図書室に戻りました。

はじめに助けてくれた方に印刷できたことを伝えたら、

よくできたね!見せて!

と私が印刷できたことを褒めてくれました。

 

 

この方のニコニコの笑顔でわたしは救われました。

 

疲れたけど、

私がんばった。

助けてもらえた。

これからは迷わずできる。

 

気持ちが明るい方に向きました。

 

 

ここまで読んでいただきありがとうございます。

少し前にクレジットカードでもしくじっています。こちらのブログです。

soonookoo.hatenablog.jp