カナダの伝統 シュトーレン
シュトーレンを食べたことがありますか?
ドライフルーツがたっぷり入ったクリスマスのケーキです。
去年のクリスマスの頃、カルディで買って食べたことを思い出しました。カナダでは手作りするようです。
一昨日からホームステイ先の奥様がシュトーレンだと思われるケーキをたくさん作っています。
こちらの美味しそうなシュトーレンの画像に似ていたので奥様が作っていたものをシュトーレンだと判断しています。
一昨日の夜、奥様はドライフルーツを大きめのお鍋に何種類も入れていました。
作っているところをずっと見ていたわけでないので、
その後、お水かお酒か何の液体を入れたのかわかりませんが、
次の日は戻したドライフルーツをカットしていました。
1日中 暇を見てはドライフルーツをカットし、
夕ごはん後ケーキを焼く作業が始まりました。
日本でケーキを作る時、1個作れば十分だと思うのですが、
奥様はきっと息子さんや娘さんのご家族分のケーキも焼いたのだと思います。
15×25センチくらい、8個のシュトーレンを焼いていました。
クリスマス用のシュトーレンをなぜ今頃作るのかとお聞きしましたら、
ラップで包んで熟成させるそうです。
クリスマスごろにはケーキがしっとりして、
作ってすぐよりも美味しくなるそうです。とってもいいにおいがしているのに今食べれないのは残念ですが、おせちみたいなものでしょうか。その時が来るまで食べません。
ケーキを焼く作業と同時に奥様はクッキーも作りはじめました。
初めて作るジンジャーのクッキーだそうで、
クリスマスにはクッキーが必要だから今のうちから試作をしたいそうです。
こちらは熟成しなくても美味しいクッキーです。試作中なので焼きたてのクッキーをいただきました。
本当にお店で買ったような見た目で、味もピリリと美味しかったです。スターバックスも冬にはジンジャーシロップが期間限定で出ますよね。ジンジャーには冬らしさがありますね。
お家の外のクリスマスの飾り付けはだいぶ完成してきたそうですが、
室内はまだまだクリスマス仕様にはなっていません。
あと一週間くらいしたら飾り付けを開始するそうで、
部屋がごちゃごちゃになるぞ、とご主人が笑っていました。
ハロウィンに比べればクリスマスの歴史は日本もだいぶ長いと思うのですが、より歴史が長いカナダの方がやはり本場感があります。
もうすでにクリスマスのプレゼントも買いはじめているそうです。
え?!まだ11月ですよ?
クリスマス色のCMも始まっていますし、ライトアップしているお家も増えてきています。一年でクリスマスが最大のイベントなのでしょうか?
わたし的には日本の最大行事はお正月だと思っているのですが、どうでしょう?
カナダのクリスマスには前もって用意することがたくさんあるように、日本のお正月もお餅をついたり、お飾りを用意したり、松前漬けやおせちの準備をしたりしますよね。楽しいやることがたくさんあります。
そういえばクリスマスの後、カナダの年末年始は何か特別なことをするのでしょうか?
イベント規模としてクリスマスはカナダの方がうわてなので、年末年始は日本のお正月が勝ちたいところです。勝敗の基準は楽しさです。
今年は生まれて初めて日本以外でクリスマスとお正月を過ごします。カナダで楽しい伝統行事がまた始まったらブログでご紹介します!