とりあえず快適カナダ生活 SI’s diary

きっとカナダを好きになる

拡大と多様性 と 経済学入門「経済はどこだ?②」

 

カナダ生活

 

カナダの方は休日を家族と過ごすことが多いようで、週末に公園などにいくとたくさんのご家族を見かけます。

 

カナダの子供たちも日本と同じく元気いっぱいです。ホームステイ 先の奥様は不景気だから子供の数が減ってきているっと言っていましたが、私の感覚でなんとなくですが、3人兄弟が多いように思います。とても楽しそう。

 

犬を連れているご家族も多くいます。

小型犬もたくさんいますが、日本よりも大型犬の比率はずっと高いように感じます。超大型なので、うかつに近づけません。

 

 

ふと、金魚のことで昔聞いたことを思い出しました。

 

金魚ははじめとても小さいですが、

水槽が大きいと大きく成長してしまうそうです。

 

3センチくらいの金魚が何年後かに十何センチになったり。

 

水槽に合わせて大きくなります。

 

 

カナダの国土は日本よりずっと大きいです。

犬も大きい。 そして家も大きい。

 

国のサイズに合わせたようだなぁと、思ってしまいました。

 

お家は大きいのですが、

家具や食器、家電の数が多いわけではないんです。

サイズがひとまわり大きい。

 

ネットの地図を拡大するように、

数は変わらず、サイズだけが大きくなる。 

大きなリビング

大きなオーブン

 

たとえ数が増えても種類は増えません。

スーパーやデパートもお店の大きさはとても大きいのですが

種類は日本とあまり変わらないように思います。

 

同じ商品がたくさんあります。

 

日本では商品がきっちり隙間なく並べてありますが、

カナダでは余裕を持って並んでいます。

同じコーンフレーク

同じワンピース

 

 

日本は国土が狭いかもしれませんが、

物の種類が少なくなるわけではなく、

カナダと同じ豊かさが凝縮しているようです。

 

カナダに来てから日本との違いを感じることがたくさんあります。

どちらか一方がいいとか、劣っているとか、

良し悪しではなく違うって素晴らしいな、と感じます。

多様性です。

どちらにも優れた点があります。

 

一方のみを知っているよりも、

違うものと比較した時の良さがより明らかになります。

また、どうして違いが生まれたのか、と考える機会にもなります。

 

毎日いろいろな場面で違いを見つけ、

カナダの良さ、そして日本の良さを実感しています。日本て いいですよね。

 

経済学入門

期末試験が近づいてきました。

経済学の復習は面白いので大変ではないのですが、問題にひねりがあるので、

適当に読んでしまうと足元をすくわれます。

 

少し前の16章の続きをまとめました。よかったら私の復習にお付き合いください。

 こちらは前回の記事です。

soonookoo.hatenablog.jp

みなさんがウォーリーを探すように、

経済学者は日常から経済はどこだ?と探します。

 

16章② 経済はどこだ?

1、衣装ケース

機内である乗客は洋服の入ったケースを適当に荷物棚に入れる。

ある乗客はケースをきちんと入れる。

 

二人の違いは性格ではなく、

これからの予定

 

これから自宅に帰るだけなら洋服のシワは気にしない。

これから会議に参加する人は洋服をシワにできない。

 

 

二人の行動の「差」に経済がいる。

経済学者は経済を見つけた。

 

2、化粧室

トイレを利用したいときに先客がいることは快適ではない。

乗客の満足度は低下してしまう。

 

食事の入ったカートは通路を塞ぐ

配膳が終わるまで乗客は席を立つことを控える。

 

利用時間が分散され、トイレの待ち時間が減る。

 

乗客の行動の「差」に経済がいる。

経済学者は経済を見つけた。

 

 

3、ファーストクラス

エコノミーとファーストクラスはカーテンで仕切られている。

 

例えサービスの違いをエコノミーの乗客が事前に知っていても、

ファーストクラスとの違いを見ることは快適ではない。

乗客の満足度は低下してしまう。

 

カーテンを使って、見えないようにする。

カーテンを使って、美味しい匂いを届かないようにする。

 

乗客の満足度は

航空券の価格に響く。

 

ファーストクラスとエコノミークラスの「差」に経済がいる。

経済学者は経済を見つけた。

 

 

 

 ここまで読んでいただきありがとうございます。