インド英語 と 経済学入門「経済はどこだ?①」
カナダ生活
私は今通っているカナダのカレッジで、3科目を選択しています。
先生はカナダ人と、後の二人は中国の出身です。
さすが移民の多いカナダです、先生の出身もバラバラ。
経済学の先生は中国人です。30代に見える先生は10年前にご両親とカナダに来たそうです。話すスピードから判断すると、やっぱり英語より中国語の方が流暢のように思います。中国人の生徒と中国語で話します。でも、授業はもちろん英語です。
会計学の先生はカナダ生まれのカナダ人です。授業はもちろん英語です。
二人の英語で私が聞き取りやすいのは、中国人の先生の英語です。
使う単語が難しくないのが理由だと思っていたのですが、少し違うようです。
クラスにはインド出身の生徒も多くいます。インドの方は授業中の発言にとってもとっても積極的。先生の質問にいち早く答えるのがインド人の生徒です。
インドの生徒さん達はスラスラ英語を話すので聞き取れないことが多く、インドの英語教育はすごいなぁ、と思っていました。
しかし最近インド英語(?)に少し慣れてきて聞き取れる量が増えてくると、
使っている単語はそこまで難しいものではないことに気づきました。
中国人の先生の使う簡単で意味を知っている単語なら聞き取れるなら、
インドの生徒さんたちの英語をはじめから聞き取れたはずです。でもインド英語は聞き取れなかった。
なぜなのか、私なりに考えました。
中国人の先生の英語は単語単語に間があったり、単語や文の中に抑揚があります。
対してインド英語は、単語同士が全部くっついて聞こえます。そして一文が全部同じ抑揚です。表現が難しいのですが、「お経」っぽいのです。
インドの言葉は分かりませんが、きっと単語がつらつらと流れる言語なのかと思います。
インド出身の生徒さんはたくさんいますので、私は英語と合わせてインド英語も学ばなければなりません。先が思い遣られます。
経済学入門
今日は経済学の復習も書きます。
今回のテーマは盛り沢山で長めなので、2回にわけたいと思います。
まずはみなさん、
ウォーリーを探せ!を知っていますよね?
ちゃんとネットで見ながら描いたウォリー
カナダやアメリカではウォーリーの名前がWaldo(ワルドー)なんです。
授業の時に先生が
”ワルドーはどこだ?”みんな知ってる?
と質問して来たので知らないなぁと思いながら聞いていたら、
ウォーリーを探せのことでした。原作ではウォーリーのようなので、英語っぽい名前なのに改名させられてしまった理由がありそうですが、わかりません。
みなさんがウォーリーを探すように、
経済学者は日常から経済はどこだ?と探します。
16章① 経済はどこだ?
飛行機の席
窓際、通路側と比べ、あいだの席を好んで選ぶ人は少ない。
窓際、通路側、あいだの席。三種類の席の価格は同じ。
だが、需要は異なる。
需要と供給のバランスから考えると、
需要が少ないものは価格が低く、
需要が多いものは価格が高い。
だが、座席の価格は一律である時、
そこには差が生じている。
窓際、通路側、あいだの席。三種類の席の数は固定されている。
供給が増えることはない。
需要と供給のバランスから考えると、
需要が少ないものは数も少なくていい、
需要が多いものは数が多く必要。
だが、人気のないあいだの席を通路側に変えることはできない。
供給に制限がある時、
そこには差が生じてる。
差を埋めるために
ある航空会社では窓際、通路側を指定するには追加の料金が必要。
ある航空会社では先に予約した人から好きな席を選べるようにした。
不足から生まれた「差」に経済がいる。
経済学者は経済を見つけた。
読んでいただきありがとうございます。
私の経済学の復習に需要があるとも思えませんが、続きの②は近いうちに記事にします!