とりあえず快適カナダ生活 SI’s diary

きっとカナダを好きになる

ホイミ

私には弟が二人います。

長女なので自分ではしっかりしている方の人間だと思っていました。

 

でもカナダにきてから私は、すっかりお子様なのです。

 

ホームステイ先のご夫婦から小さな子供のように扱われます。でもこれは悪い意味ではないんです。

 

想像してみてください。

日本語があまりできない外国の方が、一生懸命日本語を話そうとしていたら、

大人の人でもなんだか、助けてあげたくなる気持ちが湧きませんか?

 

おそらく私はその状態なのだと思います。

言葉もそうですし、

文化や風習も知らないのは小さなお子様と同じです。子供扱いしないで!なんてもちろん言えませんし、思いもしません。

 

でも中身はお子様ではない自称しっかり者ですので、

自分のことは自分でできますし、お手伝いもできます。

 

自分でお洗濯をしたり、お昼の準備をしたり、買い物にも一人でいけます。

お皿洗いを少しお手伝いしただけなのに、とっても褒めてもらえます。

お子様扱いです。

 

日課題をやります。

学生なので勉強は当たり前なのに、それも褒めてくれます。

 

できることをやっただけなのに、

でも褒められるとなんだか嬉しい。

 

 

カナダの学校に通っていて、

時間をかけて仕上げた自信のある宿題の評価がいまいちだったり、

なかなか課題がうまくいかず投げ出してしまいたくなったり、

予習や復習をたくさんしないと授業についていけなかったり、

英語で思うように発言ができなかったり、

時々自分にがっかりして立ち止まってしまいます。

 

できないことを しろと言われているなら、自分には無理だと諦めます。

でも学校は自分の能力以上のことを求めていないと思います。自分の今できることを十分に発揮すればいいのに、それができない事が情けなく、悲しい。

 

気持ちが後ろ向きになってしまった時

ご夫婦から小さなことで褒めてもらえると、小さく私は回復します。

 

 

 

少し回復すると、

立ち止まっていた私は前に進めます。またがんばってみよう、と思えます。

 

 お子様もきっとこうやって大人になっていくのでしょうか。

 私も少しずつ成長できているのでしょうか。