海の幽霊
英語の長文問題の中に知らない単語が出てきた場合は
訳して覚えるようにしています。
会計学のテキストにも知らない単語がたくさんあります。
ですが、勘定科目や伝票の名前など会計学でしかまずお目にかからないような単語は日本語に訳さず、解説を読んで英語のまま覚えるようにしています。
どうしても英文の説明だけではしっかり理解ができない時は日本語に直します。
”Goods and Services Tax”
直訳だと商品とサービスの税ですが、
検索したら「消費税」と言う意味でした。
日本語にすると理解が速い。
次に
”FOB:Free On Board” ”
とありました。直訳すれば板の上の自由?
続くFOBの解説を英文で読んでもイマイチ納得ができず、日本語から理解しようと調べてみました。
意味は「本船甲板渡し条件」。....日本語からも意味不明です。
専門用語はその言葉自体が難しいのに、どうして解説も難しいのでしょうか。わからない人に理解されようとする気持ちが感じられません。
全く知らない言葉は時々、英語からも日本語からも大体の意味すらつかめません。
私は英語の勉強のためにYouTubeで字幕を英語に設定しています。
ネイティブの英語は早くて聞き取りが難しいですが、字幕が助けになります。便利。
米津玄師さんの海の幽霊を聞いたとき、
英語の字幕が表示されました。
海の幽霊の歌詞は詩的ですが日本語なので意味のわからない箇所はありません。字幕は海の幽霊を聴く英語圏の方 向けのものです。
日本語では主語がなくても文章が作れてしまいますが、英語では主語は必須です。
海の幽霊にわからない箇所はなかったのですが、日本語で聴き英語の歌詞を見ていたら
「.......この言葉の目線は”私”だったのか」
と英語の字幕が日本語の歌詞の意味を深めてくれました。とても不思議な気持ちです。
YouTubeで表示される英語の字幕が公式のものなのかわかりませんが、日本語だけで聴くよりも作者の世界観に入れたように感じました。
一つのものを別の方向から見たら、
新しいものが見えてきました。