とりあえず快適カナダ生活 SI’s diary

きっとカナダを好きになる

新しい言葉を覚えた

学校の近くのショッピングモールがリニューアルするようで、

店舗のいくつかが閉店セールをしていました。

 

これからきっとカナダは寒くなります。

私は厚手のコートやセーター、リュックも買いました。

 

とってもお得に素敵な洋服が買えたのでウキウキで帰宅。

さっそく袋から出し、値札を外し、

持っている洋服とのコーディネートでも考えようとしたのも束の間、

万引き防止のブザーがコートに付いたままだったんです。5センチくらいのそれは、強力な磁石でコートをガッチリ挟んでいます。

 

明日も明後日も授業はありません。

学校帰りに寄るならまだしも、

わざわざブザーを取ってもらいに行くものなぁ、と思い

自分で外せないものかと引っ張ったり、回したりしましたが徒労でした。

 

ですが一通りブザーと格闘した後でも私のウキウキ気分は冷めず、

ブザーを付けたまま カナダの極寒向けファッションをあれこれ考えていました。

 

次の日、

やっぱり万引き防止のブザーが気になり、モールに行くことにしました。

 

店員さんに盗んだと思われてはいけません。

ちゃんとレシートも持参しています。

 

レジカウンターに持ってきたコートとレシートを乗せ、

万引き防止ブザーが英語で何と言うのかわからなかったので

ジェスチャーで取ってほしい旨伝えました。

 

店員さんはいぶかしげな表情です。

そして値札のカードは持ってきていないのか、と聞いてきました。

 

値札は前日ウキウキで切って捨ててしまったので、持ってきていません。

「値札のカードは持ってきていない、でもレシートはこれです」と伝えてもわかってもらえず、ちょっとそこにいて、と私はレジの脇に追いやられ

店員さんは別のお客さんの会計を始めてしまいました。

 

私はただブザーを取ってほしいだけなのに...

レシートもあるのに....

返品をお願いしているわけでもないのに...

 

 

閉店セール中の店内はとても混んでいます。

10分ほどレジの横で私はゴミ箱にまだ値札あるかなぁ、と思いながら待っていました。

レジが一段落した店員さんはどなたかとピンマイクで話していました。何かの確認ができたようで、ブザーを取り 私にコートとレシートを返してくれました。

「ありがとうございます」と受け取ったら

「昨日ブザーが鳴ったはずなのにそのまま帰ったからですよ」と、言われてしまいました。

 

そうなんですよね、

確かに万引き防止のブザーを付けたまま店舗入り口のゲートを通過すると音が鳴ると思うんです。

でも、前日は鳴らなかったはずですし、その日も店内に入る時に警報音はしなかったんです。おそらくあのブザーは壊れていたのだと思います。

何はともあれ無事に戻ってきたコートとともに帰宅の途につきました。

 

 

お家に戻ってからネットで調べた言葉があります。

 

 

「 私は何か悪いことをしましたか? 英語で 」

 

検索結果はこちらです。

Did I do something wrong?

 

絶対に忘れません。