とりあえず快適カナダ生活 SI’s diary

きっとカナダを好きになる

加湿不足で葛根湯 と 経済学入門「どうして予想は解説より難しいのか」

カナダ生活

バンクーバーは今日も一日雨です。

 

外はとても寒いのですが、

室内はとても暖か。

 

暖房が一日中ついています。

各部屋に通気口があるようで、

暖かい空気が循環しています。

 

初めは何やらこの穴から空気が出ている、

と不思議に思っていたのですが、

暖房だったと後で知りました。

 

今年のバンクーバーは例年より早く

雨の季節に入り、

2週間も早く暖房をつけ始めたと、

ホームステイ先の奥様が言っていました。

 

室内は暖かい反面、

とても乾燥していて、

床の通気口の真上に濡らしたタオルを干して、

加湿していたのですが、

数日前から少し風邪をひきました。

 

日本で飲んだことがなかったのに、

なせが持っていた顆粒の葛根湯で対応しています。

今のところ悪化せず、

よくなってきている気がします。

風邪のひき始めには葛根湯ですね。

 

 

今日は5日目の授業を私なりに解釈します。 

 

 経済学入門

5章 どうして予想は解説より難しいのか

 

教室での答えが決まっている勉強とは違い、

現実でこれから起こることは、

予想しなければいけない。

 

需要と供給

 

需要が増えるのか、減るのか、それとも変わらないのか。

供給の増減は? それとも、変わらない?

 

需要と供給どちらも増えた場合、

どちらがより増えているのか、

それとも増加量は同じなのか?

 

需要に変化を与えるもの

  1. お金の供給
  2. 代替品の価格の変化
  3. 補足品の価格の変化
  4. どの世代に人気か
  5. これからの見込まれる価格
  6. 収入

ある商品の似たもの(代替品)の価格が下がると

その商品の需要はその代替品に移行するので、下がる。

 

ハンバーガーの値段が変わらなくても、

セットのポテト(補足品)が半額なら

ハンバーガーの需要が増える。

 

供給に変化を与えるもの

  1. 技術
  2. 生産性
  3. 税金
  4. どのくらいその地域に供給者がいるか
  5. 関連するものの価格

手工業から機械工業へ。

供給は爆圧的に伸びる。

 

砂糖の値が下がれば、

ケーキ屋さんは作るケーキの数を増やす。

 

予想して、考えられる可能性から、

実際に起きていることを選択。

実際起きなかったことは削除。

 

予想の難しさは

実際に起こることには

いろいろなことが影響しているので、

何がどのくらい結果に響くのか

わからないこと。

 

影響する全てを検証することは不可能。

 

それは経済学者が経済に影響する全てを

理解できないことと同じ。

 

経済学者が経済の全てを理解したら、

その人は大金持ちになれる。

 

世界恐慌が起きたとき、

多くの経済学者は事前に世界恐慌を予想していたが、

予想を誤った学者や金融マンもたくさんいた。

 

しかし、

今、

なぜ世界恐慌が起こったのか、

解説できない経済学者は一人もいない。

 

予想は多岐に渡り、困難だが、

解説は起こったことの説明であり、

予想の一つでしかないため容易。

 

完璧な予想はできなくても、

有用な情報を集め、

軌道修正し、予想の精度を上げる。